久しぶりにサッカーの話題。
先日行われた国際親善試合のドイツ戦。
結果は4-1で日本の歴史的な強豪国からの連勝。
昨年のW杯グループステージ初戦で日本に敗れたドイツがリベンジマッチとして日本に1億円を支払い、更に旅費や宿泊費などもすべてドイツ持ちという好待遇。
日本にしてみたら、そんな待遇で、しかも親善試合とは言えリベンジに燃え、本気で来る強豪国ドイツと試合ができるというなんとも有り難いマッチメーク。
W杯4度優勝という強豪ドイツですが、ブラジルW杯(2014)で優勝した時のような強さは今のドイツには無い。実際、W杯も2大会連続でグループステージ敗退しているし、FIFAランクも15位ですしね。
とは言うものの、昨年のW杯では日本は2-1で劇的に勝利したとは言え、試合内容はドイツが圧倒していましたので、日本とドイツとではまだまだ力の差があったとも言えます。
先日の試合も試合前は、最初から本気で襲い掛かってくるドイツに開始早々ゴールを許してしまう事もあり得るんじゃないかと心配もしていました。
ところが蓋を開けてみれば、全てにおいて日本はドイツを上回っているような内容で、日本は何度もドイツ陣内に進入してチャンスをつくり出し、ドイツもプレッシャーも難なく交わし、日本の守備はほとんどほころびも見せず、ドイツはほとんどなすすべがない状態でした。
日本はヨーロッパでプレイする(しかも主力として)選手も多く、サブも含めて選手層が厚く、誰が出てきてもほとんど質を落とさずに試合を進めることが出来るほど、今までで最高の選手の質の高さと豊富さがあり、見ていて本当に頼もしくなります。
まだW杯に出る事さえ夢だった頃から見ている一サッカーファンとしては、「日本もとうとうここまで来たのか」という何か感慨深いものがありました。
日本はどちらかというとヨーロッパの強豪国の方がやりやすく、個人技で突破してくる南米(特にブラジル)などに対しては弱い所があるので、ブラジルとかとも互角に戦えるようになれば、それこそ本当にW杯での優勝も夢ではない。日本が目標に掲げる2050年までにW杯で優勝するというのも現実味を帯びてくるし、是非ともこの目で見てみたい。