9/22(木)、23(金)と再び埼玉出張で「所沢の家」に使用する構造材の材料検査を埼玉県寄居町にあるプレカット工場でさせていただきました。
写真は表わしで見えてくる杉の梁材です。
コストが高くならないようにあまり上級の材は設計指定していないのですが、きれいな材料を揃えていただきました。
こちらは2階の天井に使用する表わしの杉の垂木ですが、こちらもきれいな材料で揃えていただきました。ありがとうございます。
含水率も測定します。
こちらは桧の筋交い。
地震時には筋交いに大きな力がかかるため、いつも特に筋交いはしっかり確認します。
抜け節等の欠損が大きな材は数本交換をお願いさせていただきました。(普通はそんなの気にせず使ってると思います・・・)
こちらは桧の化粧柱。階段部分で使用する数本のみです。
こちらは見えない部分の桧の柱材。
僕のいる中部地方では無垢の柱材は背割れという切れ込みを入れる事が一般的ですが(とはいえ最近では乾燥技術も進化して背割れ無しの柱も多くなってきました。)、関東地方は以前より背割れ無しの柱が一般的です。20年以上前に群馬県の現場で初めて知りました。
これからプレカット加工に入り、10月にいよいよ上棟です。