
今日は三重県桑名市で工事を進めてきた「蓮花寺の家」の完成引渡しでした。
家の鍵一式、引き渡し書類などをお渡しし、機器等の取扱説明もそれぞれ行いました。
まだ土地探し中だったクライアントのYさんが初めて僕の事務所にご相談に来られたのが2年半くらい前で、下のお子さんはまだ奥さんのお腹の中でした。
いくつかの土地の現地確認を繰り返し、ようやくこの土地と巡り合う事が出来ました。
個人的には今までの不動産屋さんとのやり取りはあまり良い印象は無いのですが、ここの不動産屋さんは本当にいろいろとご協力いただいた事に少々の驚きと感謝の気持ちです。やっぱり上司のお伺いを立てたりとかじゃなくて、担当者がしっかりと判断(決断)できるって不動産屋さんに限らずとっても大きいです。
毎度のことではありますが、クライアントの厚い信頼があるおかげで本当にスムースに工事を進めることが出来ました。
そして単なる請負の施工者という立場ではなく一緒に良い建物をつくっていくという気持ちを持っていただいている吉川工務店の吉川さんのお陰でもあります。
当たり前ですが、クライアントと工務店さんが居なければ僕の仕事は何もできませんし、それはお互いがそれぞれそういった関係にあるとも言えます。
三者が良好な関係で完成を迎えることが出来るのはとてもありがたい事ですが、やはりそれをきちんと案内していくのが家づくりの最初から最後までをプロとしての立場で関わり続ける建築士の大きな役割のひとつであると僕は思います。
Yさん、完成おめでとうございます。
また引越しの片づけが落ち着きましたら撮影に伺いますので、片付け頑張って下さいね!(笑)