昨日3月5日(金)は「美濃加茂の家」の構造検査を行ないました。
設計図の通りに耐力壁となる筋交いが取り付けられるのは事前にプレカット図もチェックしている事なので間違いは起きませんが、柱や梁、筋交いを補強する構造金物の取り付けについてはその取付位置や取付方法に意外と間違いが起こりやすいものです。
その為、数年くらい前から「構造金物取付伏図」というものを設計図に描くようになったのですが、これのお陰で現場での取り付け間違いは激減しました。またチェックする僕の方もこの金物伏図のお陰でチェックがとても楽になりました。
ホウ酸の防蟻処理も終わっていますので小邑棟梁が床の断熱材を入れています。
大引の間にグラスウールボードを充填していますが、この上の根太の間にも断熱材を入れていきます。
最近は基礎断熱も多いみたいなので床に断熱材を入れるのは少ないのでしょうかね。もちろんそれぞれにメリット、デメリットがありますが、僕の場合は色々な事をトータルで考えて基礎断熱ではなくて床断熱を採用しています。