今日は朝一で「美濃加茂の家」の基礎のベース部のコンクリート打ちでした。
事前に前回まだ施工が残っていたスリーブ補強筋などを確認して、ミキサー車(建築現場では生コン車って呼びますけど)で運ばれてきた生コンが設計図で指定した配合で間違いないのかを納入伝票で確認し、いつものように現場での受入検査も実施します。併せて圧縮強度試験用のテストピース(写真に写っている円筒状のもの)も6本採取しました。指定の養生方法を指示して1週間後と4週間後に実際に圧縮力をかけて指定の強度が出ているかどうかを確認するためのものです。
生コンはJIS認定工場を指定しているので、基本的には指定のスランプや強度がNGとなる事は99%ありません。
ではなぜわざわざほぼ合格する受入検査を行なうのかと言えばその理由はいくつかあります。
と、その理由を書き始めたのですがかなり長くなってしまうので今回は省略させていただきます(いずれ機会があれば書きたいと思います)が、簡単に言ってしまえば現場での食い違いを無くす事と現場の意識向上、そして生コンや打設に関しての知識の向上が目的です。
平屋なので(基礎の面積が大きく)いつもの倍のコンクリート量と打設時間を要しました。
来週は構造材の材料検査と基礎の立ち上がり部分のコンクリート打ちを行なう予定です。