
基礎工事を行なっている「美濃加茂の家」の現場は昨日基礎下の捨てコンが打設されました。
普通は深く掘った部分だけに捨てコンを打設する事が多いかと思いますが、僕は基本的には全面に捨てコンを打設します。(理由はこのブログでも何度か書いているかと思います)
現場に顔を出すとちょうど捨てコンを打設した直後で、基礎屋さんが捨てコンを均しているところでしたが、到着するなりひと目で「あかん、これ。間違ってますよ!」と僕。
基礎屋さんのうっかりした思い込みで補強の深基礎の位置を間違えてしまったようです・・・。
誤解を恐れずに言えば、建築現場では大なり小なりのミスは発生してしまうものです。
大事なのはそのフォローやリカバリーなのです。そしてその時に決して行き当たりばったりなフォローやリカバリーにならないために、建物の全体を通して理解している設計者と現場監理者が必要なのです。(できれば設計者と現場監理者は同じ人でありたい)