先週の月曜日(9/31)の上棟に引き続き「若柳の家」の現場は屋根下地工事、軸組工事が進んでいます。

火曜日(9/1)は午前中は土砂降りの雨のため午後から屋根下地工事の続きを。
棟のところも断熱材を隙間なく充填しています。
この日は透湿防水シート貼までで終了。

翌水曜日(9/2)は通気層の施工から。
洞戸棟梁、田口棟梁、朝日棟梁の3人で屋根下地工事を進めています。

トップライト廻りもしっかりと防水処理を行ないます。

桧の破風板を取り付けています。見えなくなってしまう場所ですけど耐久性を考えて桧を使用します。

同じく桧の広小舞を軒先に取付けて野地板となる構造用合板を張っていきます。
最近は野地板をそのまま伸ばして広小舞を省略する納め方も多いと聞きますが、やはりここも耐久性を考えて僕は広小舞を取り付けます。

この日、屋根の防水ルーフィングまで無事貼り終えました。
棟の部分にスリットが開いているのは通気用のもので、この後屋根葺きまでの間の雨養生として防水ルーフィングを被せました。
白いバッテン部分はトップライトの開口部。
木曜日(9/3)、金曜日(9/4)は雨のため、大工さんは室内の間柱や筋交いを入れたり、構造用の補強金物を取り付けたり。

土曜日(9/5)にまだ途中でしたが構造用補強金物のチェックをさせていただきました。

地震時に力のかかる柱が引き抜かれないように引き抜き防止用のホールダウン金物を取り付けたり、筋交いに取付ける補強金物が図面に指定の通り取り付けられているかをチェックします。(何度も僕の現場を担当している大工さんなのでほとんど間違いはありませんが)

1階では水道屋さんが床下の配管工事をしています。

そして今日月曜日(9/7)に防水ルーフィングに穴を開けてトップライトの据付を行ないました。
念には念の入れて防水処理を行ないます。
一時暴風雨に見舞われてどうなる事かと思いましたが、無事据付が完了しました。

下から見上げるとこんな感じ。
天気の様子を見て外壁面の構造面材を張っていきますが、なにしろ今週は天気が怪しそうで工程が読めません・・・。