インスタグラムの投稿で「4大ダサアイテム」という言葉が出ていました。
それは建築関係者のセミナーで紹介されていたもので、これら4大ダサアイテムを採用している限り、何をやっても無駄らしいです。
あの、あらかじめ言っておきますけど、これは僕が言ってるんじゃありませんからね。そういうセミナーがあったって話で、その投稿者の方に、世間に広く広めて下さい!と言われましたのでこっそりこのブログに書いておきます(笑)
4大ダサアイテムは以下の4つの事を指します。
1.外壁材である窯業系サイディング
2.アルミの既製品玄関ドア
3.木目等のシート貼りの建具や家具
4.既製品のカーポート
1.の窯業系サイディングとは日本の住宅の80%ほどに採用されている外壁材で、タイル調だったり、石目調だったり表面に模様が入ったボード状のものです。街を歩いていてもほとんどの新築の家がこの窯業系サイディングを張っているかと思います。つまり日本の住宅の少なくとも80%がダサいという事になります。
2.のアルミの既製品玄関ドアに至っては、外壁なんかを板張りや左官塗りでこだわったような家でもこの玄関ドアが付いているだけですべてを台無しにしてしまうような破壊力を持ったアイテムです。
3.の木目調シート貼りの建具や家具というのはほぼ既製品のものと思いますが、値段が安く施工が簡単というのが大きな理由でしょうが、安っぽさはこの上ないアイテムです。
4.の既製品のカーポートですが、これは正直なかなか手ごわい強敵です。僕が設計した家で既製品のカーポートを設置した事は今まで一度もありませんが(※現場の隣のご実家の駐車スペースに、ついでにカーポートをつくってくれと頼まれて採用した事はあります)、既製品のカーポートは確かにダサい。でも建築でつくるとなると結構コストがかかる(カーポートの何倍か)。ましてやビルトインガレージとなると・・・。もちろん駐車スペースに屋根が欲しいというクライアントの要望も痛いほどわかります。でも既製品のカーポートってどうしても付けられないんですよね・・・。
えっと、念を押すようですけど、これは僕が言っている事じゃありませんからね・・・。ホント。(でもすごくよく分かる!!笑)