今日は岩倉市内の「東町の家」の基礎ベースのコンクリ打ちでした。

まず最初に生コン車が持ってきた生コンの納品伝票で指定の配合の生コンかどうかを確認した後、いつものように生コンの受入検査も。
スランプ試験(生コンの柔らかさを測るようなもの)、空気量測定、塩化物含有量測定、生コン温度、気温などを測定し、圧縮破壊強度試験用の試験体(テストピース)も採取します。7日後と28日後に圧縮強度試験を実施して実際の強度を確認します。ただこれはあくまで生コンの品質を知るためのもので実際に基礎に打ち込まれたものとは別物と考える必要があります。生コンの品質が問題なければ基礎に打ち込まれたコンクリートも問題ないという訳では決してありません。それはつまり、「いかに基礎に打ち込まれたか」という施工そのものがとても重要だからです。だから僕はコンクリ打ちにはいつも立ち会うようにしているのです。それが設計者でもあり工事監理者でもある者の責任だと僕は思うから。
来週に基礎の立ち上がり部分のコンクリートを打設します。