ひさしぶりにサッカーの話題。(ブログの更新が現場の報告だけで手いっぱいなので・・・)
一昨日の金曜日の夜に行われたサッカーアジア杯決勝の結果は本当に残念でなりません。
大会の大一番だった準決勝の強敵イラン戦に快勝した事で、「これは絶対イケる!」と感じてしまっていましたが、それはひょっとしたら選手も感じ、少なからぬ油断と気の緩みが出てしまったのかもしれません。
それにしてもカタールは日本をよく研究していたし、攻撃陣の身体能力の高さには驚かされた。特に得点王となったFWアリの1失点目のスーパーゴールにはビビりましたよ。その直後の2失点目の強烈なミドルシュートだって相手を褒めるほどのスーパーなゴールでしたよ。
日本は何も打つ手がないまま前半を耐えるだけの状態で、結果その前半の2失点がゲームを決めてしまいました。
ポジション修正するなり選手交代させるなりして前半の内に1点でも返していればひょっとしたらまた違った結果となったのかもしれません。完全に手を間違えてしまった日本が負けるべくして負けた試合なのかもしれません。
あと3失点目となってしまったPKを与えたハンドの判定については賛否両論あると思います。もちろんあの判定だけをどうのこうの言うつもりはありませんが、あのプレイがハンドと判定されてしまうVAR判定には疑問を持ちます。
そもそもハンドという反則は故意に手を使ってボールに接触した場合を指し、故意ではなくボールに手が当たった場合は反則にはならないはずです。判断としてはボールに手が行くのか、手にボールが当たるのかの違い。
もしただ単にペナルティエリア内でボールが腕に当たってしまっただけでPKとなってしまうようならDFはどうやって守れば良いのでしょう?ハイボールに相手と競り合いながらジャンプしてヘディングでクリアしようとした時に不意にボールが腕に当たってしまうなんてことは当然のように起こりえます。VARはあくまで腕にボールが当たったかどうかを判断するためのもので、それが故意かどうかというのは主審が判断すべきものであり、VARの導入によって単に腕にボールが当たっていればハンドと判定されてしまう事が多い気がするのです。
アジア杯の結果は本当に残念ではありますけど、でも今の日本代表には今までにないエネルギーを感じます。
2022年のW杯に向けてさらなるレベルアップを期待します。