今日は「飛香台の家」の基礎の立ち上がり部分のコンクリート打ちでした。
昨日のアンカーチェックの時に指摘していた手直し事項を確認して型枠内に散水を。

昨日はまだセットされていなかったホールダウンアンカーも位置と個所数をチェック。

生コン車が到着して、さてコンクリート打ち開始というところでいつものように生コンの納品伝票をチェック。
アカン!!設計で指定した配合とスランプが違う!スランプ15で指定してあるところがスランプ18の生コンが来てる。
どうやら生コンプラントの出荷間違いのようで、生コン車はそのまま帰させて正しい配合のスランプ15の生コンを頼み直し・・・。
指定の強度は間違っていないので、スランプが15でも18でも指定の強度は出てきますが、出来上がるコンクリートの品質が違うために僕の設計ではスランプ15を標準としています。(※一般的にはスランプ18が普通です)

再度型枠に散水してもらい、あらためて正しい配合の生コン車の到着を待ちます。

生コンの受入検査を行ない、スランプの測定や圧縮強度試験用のテストピースも採取しました。今回のスランプの測定値は16.0で、指定のスランプ15から+1.0センチとなりました。スランプは測定の方法の性質上、誤差が生じますので±2.5センチが許容値となっています。
テストピースの養生方法や試験を行う日についても指示させていただきました。

当初の予定よりずいぶん遅れて打設終了となりました。
この後、基礎の天端にセルフレベリング材という基礎の天端を水平、平滑にさせるためのものを流し込むんですが、その作業は今夜になってしまいそうです・・・。基礎屋さん、よろしくお願いします。