春日井市の「玉野の家」の現場は塗装屋さんが現場に入っている予定でしたが、ここのところの雨によりスケジュールが遅れてまだ入っていません・・・。
棟梁の長尾さんが物干室の窓の外に付く桧の格子を取り付けています。
物干室内から見るとこんな感じ。
僕の設計で時々採用する木格子ですが、見た目はそれほど変わりませんがその施工内容については常に改良を重ねています。それはこの木格子に限らず、見た目はそんなに変わらなくても僕の設計は色々なところで常に改良を重ねバージョンアップしています。
それは常に現場での経験からの設計へのフィードバックによるところが大きい。本や資料から得た知識も大切ですけどそれを知恵へと変えるのは経験と建築士としての意識です。
僕は出来た瞬間に感謝される仕事ではなく、その時には気づかなくても10年後、20年後にもクライアントに感謝されるような仕事をしたい。だから僕は今できる精一杯の仕事をしておきたいのです。