春日井市の「玉野の家」の現場は、基礎の立ち上がりの鋼製型枠も組まれ、アンカーボルトの取付とレベル調整をしています。
僕の図面にはアンカーボルトの位置はすべて図面に細かく書き込んでいますので、その通りに取り付けられているかをチェックしていきます。
アンカーボルトのチェックは、割とシビアな位置を求められるものと、ある程度の位置のルーズさが許容されるものとがあります。それがキチンと頭に入っているのが設計を行なった建築士であり、その建築士と同じ人間が現場監理をすることの重要性があると僕は思うのです。
もちろん設計を行なった建築士が未熟である場合は、それを補う経験のある建築士が現場監理をするというのも有効な手段ではありますが、設計と違う人間の現場監理はどこまで設計の意図を深く理解しているのかが肝だと思います。
来週コンクリ打ちを行ないます。
現場監督の西村さんは雨男のようで、基礎屋の川上さんは「西村君、基礎工事の間はしばらく休んどって(笑)」と。