久しぶりにサッカーの話題。
E-1(東アジア)選手権。
優勝がかかった韓国戦に惨敗して4か国中2位という成績。2年前の前回は1勝もできずに最下位だったのに比べればマシだけれど(いや、あくまでマシという話であって最下位はホント話にならない成績ですよ)、この大会は優勝以外はほとんど意味のないものであり、昨日の韓国戦も日本が引き分け以上で優勝できた非常に有利な条件でした。
試合開始早々幸運なPKで1点もらった時は、ヨッシャ!とも思いましたが、でも試合開始早々の幸運な先制点は意外とゲームを退屈なものにしてしまいがちで、昨日のゲームはまさにそんな感じでした。いや、退屈なゲームというにとどまらず、韓国に完全にゲームを支配されやられてしまいました。そしてまさかの4失点。本当に信じられないくらいの不甲斐ないゲームでした。
韓国は完全に日本の良さを封じ込めており、日本には変化やアイデアが必要でした。本来は選手がピッチの中でゲームに変化をつける、つまりゲームメイクをする選手が必要なのですけど、それが出来ないのならベンチが早々に動くべきだったと僕は思うのです。特に後半も前半と同じメンバーのまま入ったり、選手交代の意図もよく分からないものばかりでした。個人的にはFWの川又をもっと早く投入して攻撃に変化をつけるべきだったと思います。韓国に攻撃が封じ込められているのに何の工夫もせず同じような攻撃ばかりを繰り返す日本にフラストレーションが溜まりました。
昨日の韓国戦は、国内組のW杯の選手選考の数少ない絶好のチャンスであったはずなのに、守備も攻撃もまるで良いところがなかった。韓国戦という事もあって慎重にいきすぎたのだろうか?慎重にいくのはいいけれどそれはあくまで最初の20分くらいまでではないでしょうか。韓国に失点を許したのだからギアを上げて相手にプレッシャーをかけて攻撃のチャンスをつくらないといけないはずです。
格下相手の北朝鮮戦と中国戦に関しては、内容はそれほど良くはなかったけれど、勝ったという最低限の結果を残したことでなんとか及第点でしたが、韓国戦はその結果も残せなかったし、それ以上に選手のスピリッツが感じられなかった事が非常に残念でした。
今年最後の試合がこんなんで、とても気が重いです・・・。