「萩島の家」の現場は今日、ホウ酸塩防蟻処理を行いました。
土台から上の部分の外周部の軸組(土台や柱、間柱、筋交いなど)と1階の床組となる大引に防蟻処理を行う他、外壁下地の通気胴縁にも防蟻処理を行います。※写真では積んだ材料にそのまま薬剤を噴霧していますが、もちろん材料をばらけて薬剤をまんべんなく噴霧しています。
ホウ酸塩の防蟻剤については
「羽黒の家」の時に書きましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。
内部では大工棟梁の馬場さんが2階で構造金物を取り付けています。
今回はじめて僕の現場を担当する棟梁ですが、納まりについていくつか質問を受けました。
昨日は、通常の場合なら納まらない事がよくある箇所についての質問で、「設計図に記載のある寸法通りに納めれば納まりますよ。」と答えると、その場で尺金(さしがね)で寸法を取りながら確認し「ちょうどですね。」と棟梁。
そして今日は、その昨日の質問の違う箇所については条件が違うので多分納まらないのではという質問に、「図面のここに書いてありますけど、ここはこうやって納めてください。」と答えると、「さすが!全部ちゃんと考えてある!」と棟梁。
まあ一応この家の設計を僕がしてますからね・・・。僕、建築士なんですよ(笑)