今日は大口町の「萩島の家」の建築確認申請書を確認検査機関へ提出して来ました。事前にメールで書類と図面を送ってチェックしてもらっていたので、今回はその場で確認済証まで交付されました。(いやあ、便利になったもんだ)
「萩島の家」もいよいよ今月に工事が始まります。今回施工をしていただくのは2011年竣工の「
平子山の家」以来の岐阜県の高垣組さんです。高垣組さんも10年近く前に僕の事務所のホームページを見て僕の仕事に共感いただき、僕の事務所に訪ねられて来られた工務店さんです。高垣組さんの現場などをいろいろと見学させていただき、お話をお聞きした上でお見積りもお願いしたのですが、最初の頃は金額に折り合いがつかずご縁がなかなかありませんでした。でも頑張って見積金額を出していただき2009年竣工の「
岩成台の家」の工事を引き受けていただいたのそのはじまりです。
ある工務店さんがこう言っていました。
「皆さん、ホント頑張った見積金額を出されていますよ。青木さんは、本当に良い業者さんとお付き合いされていますね。それも青木さんの仕事に対する姿勢と信頼があるからだと思います。」
設計の内容以上の工事を工務店に無理強いさせたり、何度も無駄なやり直しをさせたり、職人や現場監督への敬意も持たない建築士では工務店からの信頼を得ることはできませんし、結局のところそれはつまりクライアントへの負担となって帰ってくる事だと僕は思う。