今日は確認検査機関へ「羽黒の家」の建築確認申請に行って来ました。
確認申請書は「もうこれ是正を指示されるとこないだろ。」と万全のつもりで申請書を出しても、必ずどこかに是正箇所を指摘されます。設計事務所勤務時代からもう30年近く確認申請書を出してますけど、何も指摘が無かったことは一度もありません。(←大きな声で言うな)
いや、これは何も僕が不手際だからとかそういう事でもなく、時には「そんな是正いる?」って事もありますから、一度、検査機関に「全く何も指摘がない申請ってあるんですか?」と尋ねた事がある。答えはもちろん「ありません。」と・・・。(分譲建売住宅のように同じ条件の申請が続く場合なんかは指摘がない事もあるそうですが)
だってひとくくりに住宅って言ってもそのプランは千差万別ですし、家が建つ敷地の条件だって、その法規制だって本当にさまざまです。増して法律だって結構頻繁に改正され、その都度審査する内容も変わっていきます。
今回も「よし、今度こそ指摘事項なんかゼロで通してやる!」と鼻息荒く意気込んだものの、「まじか!こんなとこ間違える?」というような初歩的な計算ミスと記載漏れがあって、結局いつものように是正をさせていただきました(汗)。そして無事確認済証が交付されました。
「羽黒の家」は一応、工事着工に向けての段取りも終え、とりあえずホッと一息。
工事の様子はまたこのブログにアップしていきますので、よろしくお願いいたします。