僕はホームページを作った2003年くらいからホームページで日記のようなものを書いてきましたが、それがやがて使い勝手の良いこのブログに変わり、今ではそれにSNSのインスタグラムも加わっている。(日記のような事は今ではほぼ↓
インスタグラム(@mojaoki)にUPしています。インスタグラムをやられていない方も
アメーバブログの方にインスタグラムの投稿がUPされていますので、よろしければご覧になってみて下さい。)
で、その2003年当時から僕のホームページの日記を読まれて僕に色々な相談をされるメールが届くようになりました。ブログに移行してからはメールの他にもブログのコメントで相談を受けることもありましたし、インスタグラムなどでもダイレクトメールやコメントでいろいろな相談を受ける。
相談を受けると言っても、僕の家づくりに関しての相談でしたらそんなに変な話でもないと思うのですが、現在進行形で他の建築士や工務店、ハウスメーカーなどで家づくりを進めている方からの方が多いくらい(笑)。
以前にも書いたことがあるかもしれませんが、そんな時に僕がいつも感じるのは「どうして当事者の建築士や現場担当者に相談しないのだろう?」という疑問です。
もちろん既に建築士や工務店、ハウスメーカーとトラブっている方や信頼関係が崩れている方はそんな相手に相談できないのでしょうけど、決してそうとも受け取れない方も多いのです。どちらかというとそういう方が6~7割くらい。
その相談内容も、色や素材で悩んでいるとかいった事から、使い勝手、機能性、品質管理的なものまで様々です。でも図面も何も見ていない状況で(時々一部の図面は送られてきますけど)部外者の僕に相談するより、当事者に相談した方がずっと手っ取り早いと思うんですけどどうなんでしょう。
僕のクライアントはOBクライアントも含め、ほとんどまず最初に何でも僕に相談されます(まあ、僕の知っている限りですが・・・)。だって家の事もクライアントの事も一番よく知っているのは設計監理者である僕なんですから。とりあえず家の事を一番よく知っている僕に相談すれば良いのですからクライアントにとってもとても大きなメリットと言えますし、実際OBクライアントからもそのように言われます。
僕ら住宅を設計する建築士は、単に家の設計をする人という訳ではないと思うのです。家を建てようと考える方は家づくりに関してほとんど知らないことだらけですし、知らない山道を一人で歩きはじめるようなものと言えます。僕ら建築士はそんな方の隣を一緒に歩いて道案内をし、家づくりを無事に完成へと導く案内人でもあるのです。
もちろん自分でいろいろと調べて自分の足で山道を歩いて行ける方も中にはいらっしゃるでしょう。でも建築というのはデザインや好みの問題だけにとどまらず、技術的な問題や、コストの問題などその内容は非常に多岐に渡り、尚且つかなり専門的な知識を有します。だから専門的な知識を有する建築士という国家資格があるわけです(もちろん資格だけでその人の能力が決まるわけではありませんけどね)。
その案内人となる家づくりのパートナーさえ間違わなければ、その方の家づくりの半分以上は既に成功したようなものとよく言われます。もちろんそれは僕ら建築士に限った事ではないと思いますが、いつでも何でも相談できる一緒に家づくりを進めていけるパートナーを見つけてほしいのです。