先日、僕のミニ(=通称クラシック・ミニ)を半年ごとに行なっている定期点検に出しました。
点検に出したのは僕の事務所から車で10分ちょっとの一宮市にある千秋自動車整備工場さん。千秋自動車さんとはもうとても長い付き合いで、ミニの前に乗っていたサーブ900(=通称クラシック900)の頃から面倒をみてもらっているので、もうかれこれ20年近くになるんじゃないだろうか。
以前は親父さんにメインにみてもらっていましたが、途中からは親父さんから修行に出ていた息子さんに代わり、サーブ、ミニともに今では息子さんメインでみてもらっています。
サーブは90年頃の輸入車らしく(←まだ輸入車が輸入車らしかった頃ですね)、まだ日本の道路事情に必ずしも合っているというわけではなく、それなりに故障も多かった。
エンジンをはじめ、過給機、ラジエター、冷却ファン、オルタネーター、ショックアブソーバー、エキゾーストマフラー、メーターパネルなど、ありとあらゆるものを交換した。つまり壊れたというわけです・・・。
他にも、ボディの塗装をしたり、天井を張り替えたり、ヘッドライトを再生したり、エアコンの冷媒配管を断熱仕様に改造したり、シートのクッションを交換したりと書き上げだしたらキリがないほどです・・・。
年に何回かはJAFの積載車のお世話になることもあったし、高速道路で止まってしまったこともありました。見ず知らずのお兄さんに車を押してもらったこともあります。
出先でオーバーヒートしたサーブを持ち込んだ正規ディーラーのヤ〇セでは門前払いの冷たい仕打ちを受けたこともあります。
これほどまでに手がかかったサーブですが、最後は、サーブ社が経営破綻したために部品供給がストップして、修理する部品が手に入らず泣く泣く手放してしまいました。部品が手に入れば、また直して乗っていたでしょうね、きっと。
そんなサーブを長きに渡って面倒みてくれたのは千秋自動車さんであり、今もそれは変わらないまま。どうしてずっとお願いしているのかというとそれは、誠実さと経験による「信頼感」があるからです。
実はこれ、人に何かを依頼する時にはとても重要なことです。「信頼感」があるからこそその人に任せられるのです。ましてや自分が大切に乗っているクルマを預けるのです。大切なものを預けて任せるのに信頼感がなくて良いはずがありませんよね。
ミニに乗り換えて3年半ほどが経ちますが、まだ一度もJAFの積載車のお世話になったことはありません(※一度だけ駐車場で、僕の不注意でバッテリー上がりを起こしてしまったことはありますが・・・)。つまり3年半もの間、一度も道路で立ち往生したことがないんです。(←これ普通ですか?笑)