岐阜県山県市の「伊佐美の家」の現場は断熱材も入れられ、内壁の下地胴縁を施工しています(※胴縁=下の写真で横方向に等間隔で取り付けられている桟のようなものですね)。
これから棟梁の田口さんは枠などの造作材の加工に入りますので、しばらく現場ではなく加工場での作業となります。小奇麗な化粧シートが貼られた既製品の枠じゃなくって、大工さんが材木に溝などを加工してひとつひとつ作ります。既製品を使えばもちろん簡単で現場も楽ちんですが、こういった造作材をひとつひとつその家のために設計し、現場でつくるというのは、出来上がる家の質というか空気感を大きく左右します。
現場の帰り道に遠回りして、大垣にある
MAMEYAさんでコーヒー豆を調達してきました。生豆が置いてありその場で焙煎してくれます。焙煎を待っている間に目の前でハンドドリップでコーヒーを1杯淹れてくれます。豆の事、淹れ方の事などを話しているとコーヒー好きなのがよく伝わってきます。

店内の様子。左側に生豆が樽に入って並んでいます。奥の焙煎機で焙煎してくれます。

インドネシアのマンデリン・トバコと芭蕉珈琲というオリジナルブレンドを焙煎していただきました。
青木昌則建築研究所
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