長野県へ建築家内藤廣氏の建築を見に行ってきました。

僕が独立した年の1997年に竣工した安曇野市にある安曇野ちひろ美術館。(※竣工当時はまだ安曇野市ではなく北安曇野郡でした)

この美術館は内藤さんらしく構造体と建築が一体化した素晴らしい美術館で、僕は過去にも何度か足を運んでいます。

とにかく空間が気持ちいい。ところどころに寝椅子も用意されていてお昼寝する事も出来、実際大体いつも誰か昼寝しています(笑)。

この木の梁がずっと奥まで続いて行く感じは内藤さんも良く使う手法ですが、僕もこの感じは大好きです。
次は同じ安曇野市にある今年の2015年に開館したばかりの安曇野市庁舎。
これはそれほど見たいと思う建築ではありませんでしたが、せっかく安曇野まで行くついでだったのでこの出来たばかりの庁舎も見て来ました。

外観は現在の庁舎建築の主流にもなっている(←主にエコと避難の考えからですね)庇兼バルコニーがぐるっと周りを回っています。
オレンジ色に見える外壁部分は地元産の桧の間伐材のパネルが張られています。今はまだ出来たばかりで安っぽいショッピングセンターのような印象もしますが、時間が経って経年変化してくればもう少し落ち着いた感じになるかと思います。

地下駐車場と上階は防災拠点となる市庁舎ですから免震構造になっています。

休日ですので館内すべてを見る事はできませんでしたが、開放されている部分もあり多少見学する事は出来ます。内部の壁と天井はこれまた地元産の唐松材のパネルが張られています。

展望テラスからはアルプスの山々が見えます。(ちょっと曇ってますが・・・)
次は足を延ばして軽井沢へ。

2009年に竣工した平岡篤頼文庫。(今回の本命)
森の中の狭い未舗装路を進んだ奥にひっそりと建つ小屋のような小さな文庫で、内藤さんと親交のあった平岡篤頼氏の所蔵本が納められた建築です。
別荘地の私有地に建っていて、尚且つ閉館時期だったため、オーナーの方の許可をあらかじめいただいた上で外部だけ見学させていただきました。

朱色に塗られた杉の格子の隙間から室内に光が入る仕掛けとなっています。(あ~、内部も見たかった!)
ただこの朱色、メンテナンスの時にペンキ屋さんが勝手に塗ってしまったそうで本来の色とは微妙に異なるそうです(笑)。
しかし、僕のちいさなミニだから入って行きましたけど、普通乗用車だと引き返せなくなってしまう可能性すらあるような場所です・・・。
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