昨日のハリルJAPAN(←この呼び方には少々抵抗はあるが)の第2戦。
前回のW杯予選では1度も勝利しなかったウズベキスタン相手に5-1の快勝。
チュニジア戦から先発メンバーをすべて入れ替えた事。
今回召集した選手をGK以外すべて起用した事。
それらからくる選手全員のモチベーションの高さ。
ハリルの戦術の浸透。若い世代の活躍。
そして香川の復活。
それら全てを含めて、観ていて非常にワクワクさせる面白い試合でした。
特に選手の能力を見極め、いろいろな選手を平等に試すハリル監督のやり方にはとても好感を持ちます。選手のモチベーションを高め、チームをまとめる手腕、そして自在な戦術のコントロールはまさに魔術師の異名そのままです。
若い世代の台等の中でもやはり宇佐美のあのドリブルで切り込んでの見事なゴールは天才と言われた宇佐美の本領であり、今後の活躍を期待せずにはいられないシーンでした。
そんな若い世代の活躍の中、香川の復活というのはうれしい限りです。ドルトムントでの好調がそのまま代表でも生きているのか、ハリル監督の戦術に香川のスタイルが合っているのか、おそらくその両方だと思います。
ただ、水を差すようなことを言えば、日本はもともとこれくらいのレベルの相手にはこれくらいの結果は出せていたという事。本当の力が試されるのは強豪を相手にこのようなサッカーが出来るかどうかということです。
そのためにも日本はどんどん遠征してでも強豪国と対戦する機会をつくっていってもらいたいものです。