昨日は午後から名古屋のナディアパークで行なわれた建築家・堀部安嗣氏の講演会に行ってきました。会場は7Fのカフェコーナーということで定員は僅か90名。
この案内を最初に見た時には「(人気建築家の)堀部さんの講演会で定員90名は少なすぎなんじゃないの?」って驚いたのと同時に、「これはすぐに申し込まねば、すぐに定員に達してしまう。」と思い、まだまだ開催日よりもずっと前でしたがすぐに申し込みをさせていただきました。
実際わずか2日で定員に達し、その後のキャンセル待ち申し込みも殺到したというお話しでしたので、運良く申し込む事ができました。
普段はほとんど誰にも会わない僕ですが、講演会には本当に久しぶりにお会いするような知り合いがたくさん来場していました。
また、会場がカフェという小さな場所でしたので、ライブのような親密な講演会となりました。講演の内容も他の建築家とは少し異なる等身大の堀部安嗣氏を映し出すような良い内容でした。やはり僕が興味をひかれる建築家は皆、その底に共通の価値観を持っている人ばかりです。
実際にその空間に身を置いた時に肌で感じる事、時間という物差しで建築を見る視線(堀部さんは「生と死」という表現をしていましたが)などについて話されていましたが、それは僕が普段考えている事でもあり(このブログにも何度も書いている)、共感する部分がたくさんありました。
講演会の後は久しぶりにお会いした先輩建築家のT部さんらと近くのカフェで長い長い建築談義でした(笑)。