今日の未明、いよいよブラジルW杯の1次リーグのA~Hまでのグループ分けが発表されました。
日本はC組に入り、シード国の南米コロンビア、アフリカの強豪コートジボワール、そして欧州のギリシャとなりました。もちろんFIFAランキングで言えばどの国も日本よりずっと上位の国ですが、決して悪い組み合わせではないと思います(たぶん多くの皆さんもそう感じていると思いますが)。
当然のことながら、悪い組み合わせではないと言っても決して簡単な国ではありません。そもそもW杯に出場する国で日本が簡単に勝てる相手などありませんから。
しかし、これよりも悪い組み合わせ(グループ)はありますから、日本はまずまずだったと言えます。とにかく日本は南米や北中米の国との対戦は苦手としていますので、そういった国が複数入らずに済んだというのが何よりもホッとするところ。南米のコロンビアは入っていますが、そもそもコロンビアの枠はシード国の最強国グループなので、コロンビアでなくともドイツやスペイン、そしてアルゼンチンになったかもしれないのです。ましてやブラジルが入っていたらもう99%勝てない相手ですから・・・。
そう思うと、南米とは言えシード国の中ではそれほど上位であるとは言えない(まあFIFAランクでは4位ですが)コロンビアは決して悪くないと思います。
初戦で当たるコートジボワールもドログバがいますしかなりの強豪です。でも日本は割とアフリカ勢との相性は良く、前回の南アフリカW杯の時の初戦でカメルーンを破って勢いが出たように、強豪コートジボワールを破って勢いをつけてほしいものです。
第2戦のギリシャは欧州枠の中では実力は下の方だと思いますので、やはり他の欧州の国と当たるよりは良かったかと思います。そして日本は欧州との相性も、シード国に入っているようなドイツやスペインなんかを除けば決して悪くはないと思いますからね。
そして過去にW杯で1次Lを突破した事があるのはコロンビアと日本だけですからね。そしてコロンビアも日本もベスト16止まり。
おそらくほとんどの人は、コートジボワール、ギリシャで日本が連勝し、第3戦のコロンビアを待たずに1次L突破を決めてくれる事がイメージされるというか、とりあえずのシナリオだと思っているはずです。
ただ、何度も言いますが、W杯出場国はどこも強く、油断なんかしたらあっという間に日本は負けてしまいます。だって初出場した98年フランスW杯1次L第3戦のジャマイカに日本が負けるとは誰も思っていなかったと思います。でもそういう事が起こるんですよねぇ。
しばらくは代表戦が無いのがとても寂しいですが・・・。