今日未明のコンフェデレーション杯開幕戦の日本VSブラジル戦。
結果は前回のブラジルとの親善試合で0-4で敗れたのと同じような0-3での日本の完敗。
ブラジルは確かに若い選手に切り替わり、監督も変わったばかりで安定した状態とは言えませんでしたが、それでも王者ブラジルの風格がありました。攻撃の時は以前のブラジルのように個人技でボールを持ち込むのではなく、百獣の王ライオンが一斉に獲物を追うかのような分厚い攻撃とスピードを持つ近代化サッカーで、日本の守備陣なんてものは簡単に切り裂かれました(もちろんそれなりに踏ん張っている部分もありましたが)。そして何と言ってもブラジルの伝統的と言っていいほどの弱点であるディフェンスラインの弱さが改善されディフェンスラインも非常に安定していました。
確かにブラジルは強い。
でもそれ以上に日本が弱かった気がします。
日本はブラジルの猛烈なプレッシャーにやられて、パスミスが多発し、本来のパフォーマンスが出せなかったのも事実ですが、長友が「プロと中学生くらいの差」と試合後に言っていたように、まさにそれ程の力の差をまざまざと見せつけられた気がします。
W杯で優勝するような代表チームはごく限られた数しかいませんし、それ程歴然とした力の差を持っています。(特にブラジルは5回も優勝してるんですから)
これほどの実力の差はそう簡単に埋まるものではありません。
でも、Jリーグが発足して僅か20年で日本サッカーはここまで成長して来たのですから、もうあと10年後にはW杯強豪国とがっぷり四つに渡りあえるまでの力を付けてほしいと願います。
何しろ20年前はW杯出場ですら夢の夢でしたからね。
次戦は古豪イタリアです。
FWバロテッリは是非とも封じてほしいです。