今日は午前中に事務所で基礎詳細図を描いて、午後からは僕の先輩でもある
宇野さんのオープンハウスに行って来ました。
宇野さんの建物を見るのはちょうど
2年ぶりでしょうか。
写真だけではちょっと分かりにくいですけど、いつものようにものすごい崖に建っています。
打ち放し仕上げのストイックなリビングから眺める景色は、目の前の森だけが切り取られています。大きな開口部は1枚ガラスの特注のステンレスサッシがアウトセット(外壁の外側に取り付け)され、ステンレスの枠さえも見えない徹底さ。
ちょっとここでは書ききれないような建具のディテールですが、この建具だけ見てもどういった建築家であるのかがはっきりと見えてくると思います。
長い時間を掛けて見終わった後、「宇野さんらしい建築ですね。」と僕が言うと、
「そうか?次(に完成する建築)もオレらしいぞ。」と宇野さん(笑)。
でも、何が、という訳ではないのですが、非常にストイックな建築の中にも宇野さんの体温というか匂いというものをなぜか非常に強く感じる今回の宇野さんの建築でした。
しかし、宇野さん、20年前と全然変わりませんね(笑)。←良い意味でですよ・・・。