「円明の家」は今日も屋根葺き工事をしています。
トップライト廻りの板金の納まりの手直しを板金屋さんにお願いしました。細かい事なんですが大事なところですのでよろしくお願いしますね、板金屋さん。
屋根の下では、電気屋さんが電気の配線を、水道屋さんが床下の配管工事を行っており、器具の位置や納まりなどについていろいろと打合せさせていただきました。
僕は直接、職人さんといろいろと打合せをしますが、職人というのは毎日その仕事を行っている人なので、職人の経験など僕もいろいろと勉強になる事が多いです。
僕が現場に足しげく通うのは現場監理はもちろんですけど、自分自身の勉強のためでもあるのです。そう職人さんに言うと、「何を言います。そこらの職人より先生はよく知ってますよ。(笑)」と。
でも僕が現場の多くの事を学んだのは、間違いなく職人さん達からです。
そして僕ら設計者(=現場監理者)に求められるのは、工種の違うそれらの専門的で様々な仕事を、総合的に統括し整合性を持たせる事なんですね。設計内容の全体像を知り尽くしているのは設計者しかいませんから。
今日も現場へは自転車で行きましたが、自転車で通っているからと言って決して遊んでいる訳ではありませんよ(笑)。自転車で行っても車で行っても時間はほとんど変わりませんし、現場の車を停められる限られたスペースは出来る限り職人さん用に空けておきたいからです。
しかし今日も暑かった・・・。