今日は「円明の家」の土台伏せでした。
土台伏せとは、鉄筋コンクリートでできた基礎の上に土台を載せる作業の事で、その水平に組んだ土台の上に柱が建っていきます。
いつもはピンクがかった色の桧の土台をよく使用しますが、今回はヒバ材を土台に使用しています。桧に比べて木色はやや白っぽいというか黄色っぽい色をしていて、ヒバ独特の強い木の香りがあります。(もう現場はヒバの香りでいっぱいでした。)
ヒバは湿気に強く耐久性に優れた木材で、昔から桧と同じように寺や神社で柱や土台としてよく使用されている木材です。木の浴槽なんかにも使われますね。
写真の土台の下に黒く写っているのは、基礎パッキンと呼ばれる部材で、湿気を持つコンクリートと木材である土台を切り離す目的と、床下の換気用の空気の経路確保の目的のための部材です。昔は基礎の部分の換気口として金網のはまった四角い穴があったのを皆さんよくご存知だと思いますが、その穴の代わりをこの基礎パッキンが担っている訳ですね。
しかし天気は明後日から下り坂という天気予報。
建て前が心配デス・・・。