本屋で久しぶりに本を買いました。(いつもはもっぱらアマゾン。)
建築家、内藤廣(1950-)初の作品集がTOTO出版から出ました(TOTO出版はホントいつも良い本を出すよね)。
1992年から2004年までを第1巻として今回。第2巻も2004年以降の作品集としてまた出るみたいです。発売するのが決まっているなら同時に出せばいいのに・・・。
写真は高知県にある牧野富太郎記念館。(←ホントここは素晴らしい建築ですよ。)
この作品集の中にある内藤廣の言葉をふたつ。
・特別なものに驚きを覚えるのは当然の事だが、
当たり前のものの中に美しさを見出せないようであれば、
われわれに希望はない。
・建築は長い時間で語られるべきで、面白い形が出来たとか、
いい空間が出来たとかいって褒められるより、
そこにどういった「時間」が生み出されるかということが語られる時、
建築は本当の答えを出すことができる・・・。
あらためて自分の胸に刻んでおきたい。