温めていたネタ第16弾。(いつまでつづく?・・・)
今回は
「犬山の家」のクライアントのNさんに似合うと思うクルマ。
フランスのシトロエンBXブレーク。(なかなか良い写真が見つかりませんでしたこのクルマ・・・)
ブレークとは「馬車」を意味する言葉で、フランス車のツーリングワゴンによく使われます。
このクルマは昔、知人(設計士)が乗っていて、ハイドロニューマチック・サスペンション(以下ハイドロ)というシトロエン独特のサスペンションが使われているのですが、このハイドロはいわゆるエアサスペンションの一種で、油圧で車高が変えられるというメカニズムを持つもので、以前のシトロエンの代名詞のようなサスペンションでした。
クルマを駐車している時にはこのハイドロで車高が下がり、エンジンをかけ走り出す時に車高が上がるその様は、愛犬が伏せをして待っている様に似て、とてもかわいらしい。高速道路で速度を上げていっても車高はハイドロで少し下がり目になるという優れものです。(とはいうもののこのハイドロにはいろいろと問題もあるのですが・・・)
このBXは本当にブレークしそう(=壊れそう)なので(笑)、もう1台の候補はこれ。
スウェーデンのサーブ9-3スポーツエステート。
現代車の中ではやはりこのクルマが僕は一番好きですね。
サーブもいろいろな年式、車種がありますが、この年代(2005年頃)のこの9-3エステートが一番サーブらしさを残しているし、品のあるスカンジナビア・デザインが炸裂していると思う。正直、現代車の中から1台を選べと言ったら僕はこのクルマを選ぶ。(ただし部品供給問題が解決されていたらという条件付きで)
いずれにしても、クライアントのNさんには、挙げた2台のようなスポーツワゴンが似合うという事ですね。