今日、家内と末娘(小6)は、なでしこリーグのINAC神戸VS伊賀くノ一の観戦に出掛けて行きました。試合後に伊賀くノ一の選手のサッカースクールが開催され、末娘もそれに参加する予定だそうです。
今日未明の親善試合のフランス戦。結果は1-0でフランス戦初勝利となる日本の歴史的勝利。
サッカーではいつも言われる事ですが、サッカーは必ずしも強いチームが勝つとは限らない。
そしてそれがサッカーの大きな魅力のひとつでもある。
前半はもう圧倒的なフランスのペース。何度も危ない場面をつくられ、川島のファインセーブでなんとか凌いでいた状態。なにしろ香川があんな左サイドにいたら香川らしい仕事が出来ないし、かなり下がった位置でプレーしていた(させられていた?)。やはり香川はペナルティエリアで素晴らしい仕事をする選手なので、特に本田がいない昨日のゲームは香川を最初からトップ下で使ってもらいたかった。そして個人的にはハーフナーの1トップはいつも疑問に感じる。サイズが大きくポストプレーなどを期待してザッケローニは使っているのだろうけど、今まで上手いポストプレーをしたのをあまり見た事がない。
苦しみながらも前半を0-0で折り返した事が結果的に日本の勝利を呼び込んだ。得点を奪えない事でフランスがそれまで完璧だったポジションを微妙に崩し始めてきたため、日本のパスも段々と回り出し、良い形を作れるようになってきた。
サッカーっていうのは、この90分というゲーム時間が絶妙で、どんなに強いチームでも90分間を通してすべてベストのプレーができる訳ではない。そしてそこからドラマが生まれる。
そして乾が左サイドに入り、香川がトップ下に入ると俄然日本のペース。
そして後半43分の得点シーンのDF今野のドリブルも、どうしてあんなにフリーになれたのか正直疑問ですが、ペナルティエリアでの香川のおとりの動きと長友の連携、そして香川らしいゴールで見事決勝点。
0-0のドローでも凄いなと思っていたところの先制点でしたから、後はとにかく時計の針が速く進んでくれる事を祈っていました(笑)。
10年前、同じアウェイで当時最強のフランスに0-5とボコボコにされた頃に比べると、確かに、そして着実に日本は強くなってきていますね。
次はブラジル戦。