今日未明の3位決定戦韓国戦。
韓国は日本の重要な試合にいつも立ちはだかってきます。
今回のU-23世代もそうでした。実力的には日本が決して劣っているとは思いませんが、日本戦における韓国は猛烈なファイティングスピリットで挑んできます。
しかし、昨日の試合は日本の内容が悪かった。連戦の疲労からかメキシコ戦同様に選手の動きが悪かった気がします。もちろんそれはどこのチームも同じなんですが、日本のスタイルが全員が攻守に渡って走るスタイルのためにこういった密な大会スケジュールの場合は選手の疲労の蓄積度が大きい。
エジプト戦までの日本と、準決勝、3位決定戦の日本とでは別のチームと思えるほどの開きがある。
永井のスピードを生かした戦術を選択した事、そしてそれが初戦のスペイン戦で見事なほどにハマった事が、日本のスタイルのオプションを失わせた気がします。もう少し宇佐美を上手く生かせるスタイルもあったらもう少し違った結果になったような気がます。
今日の韓国戦は、日本が後ろでパスを回しても前にボールを運ぶ事が出来ず、と言うか、日本が自ら運ぶ事をしない後ろへのパスばかりだった気がします。
昨日のなでしこの様な負けてもナイスゲームだったと思える様な内容ではなかったのは残念ですが、とは言うもののベスト4という結果は、メダル獲得の目標には及びませんでしたが、立派な成績だったと思います。何より五輪を通して最大の6試合を楽しむ事が出来ましたから。
メダル獲得の目標は次の五輪の楽しみにしたいと思います。