今日未明のなでしこ決勝アメリカ戦。
最高の舞台、最高のスタジアム、最高の対戦相手という夢の試合でした。
試合開始早々FWモーガン(←一番の要注意プレーヤー)に絶妙なセンタリングを上げられ、10番ロイドに決められ(最初ワンバックが決めたと思いました)1-0で前半折り返し。
1点リードされているもののなでしこの攻撃は悪くなく、チャンスもつくれていたのでまだまだいけると思っていたところ、後半開始早々に再びロイドに決められ2-0となった時には、「アメリカから3点を取るのはちょっと無理かも・・・。」と感じ始めていましたが、なでしこが1点を返すと俄然勝敗が分からなくなってきました。
なでしこの決定的な場面もいくつかあり、ゴール左からのなでしこのFKをアメリカの選手がハンドで止めたところなんて完全に「PKだろ~!!」と思いましたが・・・。
これまでとても厳しい試合を短い日程で戦って来て疲れが出てきたのか、FWの川澄の動きが悪かったですが、全体としてはチャンスも多くつくり、今までのなでしこの試合の中では一番良い試合内容だった気がします。特に今まで澤はどちらかというとチームの連携の中に入り込めていない感じでしたが、今日は積極的にゴール前でプレーし、非常に良い動きをしていました。結果、なでしこに良い場面がいくつも訪れた感じがします。やはり澤はゴール前での嗅覚が鋭い選手です。
結局は2-1で地力に勝る宿敵アメリカに敗れてしまいましたが、銀メダルという結果は素晴らしい結果だと思います。
敗れはしましたが、ナイス・ゲームだったと思いますし、間違いなく歴史に残る試合でした。
PS
スタジアムで観戦したクライアントのSさんが羨ましい・・・。