昨夜のブラジル戦。
王者の風格を漂わせていたのは日本ではなく、ブラジルでした。序盤から身体能力と個人技に勝るブラジルの分厚い攻撃にさらされ続け、なでしこの特徴でもあるパス・サッカーはほとんど見る事ができませんでした。
それでも、最後の最後で何とかブラジルの攻撃を跳ね返し(その点、CBの岩清水と熊谷、GKの福元は安定していた)、数少ないチャンスを決めたなでしこが2-0で勝利しました。
圧倒的なポゼッションを誇り、セカンドボールを次々と拾い、分厚い攻撃を仕掛けてきたブラジルから見れば、どこに敗因があったのか、見つけ出せないような、そんな試合でした。
なでしこは集中力を最後まで切らさず、組織的にブラジルの攻撃を何とかしのいで、ブラジルが一瞬油断したところでFW大儀見の飛び出しから先制点を取れた事が一番大きかったですねぇ。
次は、大会直前に親善試合で負けているフランスと準決勝です。何としても雪辱を晴らしフランスに勝利してほしいものです。