「借りている駐車番号を教えて下さい。」
僕が借りている駐車場の大家さんから時々このような文面をいただく。
駐車場は20台分ぐらいはあるかと思うのだけれど、
大家さんは誰がどこの駐車番号を借りているのか分からなくなってしまうらしく、
何年かおきにこのような事態が起こる。
駐車場を貸す時に、誰々が何番の駐車スペースにという事は伝えるはずだと思うのだけれど
どうしてそれが分からなくなってしまうのだろうか?
まったく理解に苦しむいい加減さだ。
先日、愛知県の建築指導課からこのような葉書が事務所に届いた。
少し前に起きた建築士登録証偽造事件に絡んで
県内の建築士事務所すべてに(もちろん愛知県だけに限らず全国)
このような建築士の資格確認書類の提出を依頼するという内容。
え・・・・・・・・・・・・・・・・?
何のために建築士の登録を行っているのか?
何のために建築士事務所が毎年提出するこのような書類があるのか?
何のための定期的な建築士講習があるのか?
何のために確認申請の時に登録証のコピーを提出させているのか?
この葉書を出すために、またそれらの業務を県がするためにどれだけの無駄な税金が費やされるのか。
建築士の資格の偽装事件が起きただけですべての建築士事務所に書類を提出させる?
問題を起こした建築士(←偽造なので正確には建築士ではありませんけど・・)を
処罰すれば良いだけなのでは?
姉歯事件からこんな事ばかりで、まったく嫌になります。
どれだけ無駄な業務が増えた事か。
どれだけ無駄な費用をかけなくてはならなくなったか。
もちろん有効性のある事なら良いんだろうけど、まったく無駄な事が多い。
まあ、一応提出書類は先ほどメールで提出しましたけど。(メールだからまだマシ・・・)