昨夜のロンドン五輪男子サッカー、初戦のスペイン戦、1-0の見事な勝利!
引き分けでも十分なほどの相手、ランキング1位王者のスペインに見事勝ち点3を得る事が出来た大金星。
かつてのアトランタ五輪でブラジルに1-0で勝った「アトランタの奇跡」になぞらえて「グラスゴーの奇跡」と呼ばれていますが、今回は奇跡と呼ぶのは日本に失礼なほどのゲーム内容でした。
日本の前線からの激しいプレッシャーと永井のスピードを生かしたDF裏への飛び出しが非常に上手く絡まり、ボールのポゼッションでは圧倒的に支配していたスペインよりも、ゲーム自体を支配していたのは日本だった気がします。
世界のサッカーをリードする王者スペインを研究した上での作戦というか戦略が見事にハマったゲームでした。
後半は日本の選手も疲れが見え、プレッシャーが甘くなるとスペインに押し込まれて何度も危ないシーンをつくられましたが、それでもスペイン相手に勝ち切った事が素晴らしかったと思います。
しかし、それにしても日本の決定的なチャンスが何度も訪れましたが、いずれも得点には結びつかず、決定力不足という課題も露出しました。ここで1点でも決めていればもっと楽にゲームを運ぶ事が出来たのだろうけど、今回に限ってそれは贅沢な指摘なのかもしれない。
これで男子サッカーも俄然盛り上がって来ましたねぇ。