唐突ですが、
サッカーの魅力というものは
いったい何だろうと考えました。
仕事をしながら。(←アカーン!)
別に僕はサッカーをやっているわけでもなんでもなく、
単純にサッカーのゲームを見る事が好きなだけなんですが、
はっきりいってJリーグが開幕する1993年まで
サッカーの試合なんて見た事がありませんでした。
それまで、スポーツと言えば
格闘技を除いて野球くらいしか興味がなかった。
おそらく日本人の多くがそうであるように・・・。
サッカーは中学校や高校の体育の授業でやる程度だったし、
マンガのキャプテン翼を読んでいる程度のサッカー知識しかなかった。
それがJリーグの試合を見るごとに
(昔はたくさんTV中継されていました)、
日本代表がW杯予選を戦うごとに、
サッカーというものに魅了されてきました。
そして世界中でこれほど人々を熱狂させるサッカーの魅力とは
いったい何なんだろうと考えたんですが、
やっぱり一番は得点をすること自体が
とても難しいというスポーツである事なんじゃないかと。
サッカーのルールというのは
基本的にはとても原始的というか
手を使わないで(主に足を使って)
相手のゴールにボールを入れるという
きわめてシンプルなものです。
(のちにできたオフサイドとかそういうルールは別にして)
この点はサッカーとよく似たフットサルも同じだけれど
フットサルと決定的に違うのは
そのプレイするフィールドの広さです。
で、フィールドが広いとどうなるかというと、
ボールを相手陣内に運んで、
ゴールするまでに長い道のりがある訳です。
しかも、フィールドが広い分その道筋は千差万別。
だからこそサッカーにはインテリジェンスな創造力が求められる。
選手の能力だったり、
チームの戦術だったり、
監督の哲学だったり、
それらが複合的に働きながら機能するのがサッカーであると思う。
それがサッカーの一番の魅力なんだと僕は思います。
よく言われるように
サッカーはスポーツのチェスであるというのが
非常に的を得ている表現だとも思う。
そう思うと、
同じようなスポーツのフットサルには
正直言ってそれほどの面白さを感じない。
フットサルのゲームを見ていると
確かに選手のテクニックが重要な要素なんだけれども
ゲームそのものにクリエイティブな部分が少ない。
なんだかバスケットボールのゲームを見ているような感覚に近い。
いや、フットサル好き、バスケ好きの方に
決して文句を言っているわけではありません。
あくまで僕のごく個人的な感想に過ぎませんので・・・。
Jリーグの開幕当初のTV中継って、
まだサッカーの中継に慣れておらず、
ゲームの途中でよくコマーシャルが入ったものです。
今では考えられませんよね。
現在もし仮に、日本代表のゲーム中にコマーシャルが入ったりなんかしたら
テレビ局には苦情の電話が殺到するでしょうね。
目が離せずハラハラするといというのも
またサッカーの魅力なんですね。
♪BGM:手を出すな!/GAKU MC & 桜井和寿