青木様
こんばんは、Mです。
本日はありがとうございました。
引渡しの最中はあまりのビッグイベントに、どうにも自分の家だという実感が沸かずボンヤリしていました。
青木さんたちがお帰りになった後、ゆっくりと家を見て回りながら、じわじわと喜びの実感が起こりました。
最後は親子3人でキャーキャー言いながら、廊下や縁側をグルグル走りました!
周辺の環境とは隔絶した静けさ穏やかさ、自分たちだけの空、中庭や回遊性を通して得られる広がり、本当に気持ちがいいです。
(「平中の家」の)
Sさんのお宅をピンポンしてから今日に至る一年ちょっと、まさか建築家に家を建てて頂くとは、まさか平屋とは、まさか真ん中に庭とは、そしてこれほどの満足感とは、等々言い尽くせませんが、それ以前の私たちには想像できない最高の結果です。
Sさんや青木さんとの数奇なご縁(私が強引に訪問して引き寄せた縁?)で、本当にもったいない家が建ちました。
仕事を取って頂いた高垣組さん、点滴しながら現場監督して頂いた(←忘れられません)坂井田さんにも本当に感謝します。
(僕がお伝えした)
オープンハウスでご覧頂いた方の感想、うれしいですねー。
なんか中庭より階段の評判がいいような。Sさんもエントランスのポイント高しとおっしゃっていましたし。
(僕がお伝えした「清須の家」のクライアントのSさんの、オープンハウスを見学したブログを読まれて)
Sさんもありがとうございます。うれしいですね。
是非ゆっくりコーヒー飲みに来てください!
というわけで、今後もお付き合いは続きますが、ひとまずお礼申し上げます。
本当に素敵な家をありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございました。
家づくりの当初は設計事務所に依頼する事なんて全く考えていなかったという「平子山の家」のクライアントのMさん。
それが、どうしても気になったという「平中の家」を通じてのMさんの勘のような、気まぐれのようなこのご縁ですね。
Mさんは平屋も、中庭も特に希望された訳ではなく、プレゼンの頃はMさん自身も戸惑いを隠しきれませんでした。
でも、僕は決して奇をてらった訳でもなく、何かをアピールしようと考えた訳ではありません。いろいろな条件を整理して行く末にたどり着いた、ある意味自然な僕の答えでした。
外観上の強い印象を持たせるキャンティレバーの階段も同じです。
僕は決してインパクトやデザインを重視して設計した訳ではなく、様々な条件や整合性などを考えての結果にすぎません。
たいした才能を持ち合わせていない僕が、何かデザインをやろうと思った瞬間にそれは醜いものになってしまうと僕は知っているから。ただ淡々と目の前の仕事に向き合う事だけなのです。
ただ、設計を進めていく上で僕がなんとなくイメージしていた「平子山の家」のフォルムは、アルミの四角い弁当箱です(笑)。僕はいつもその弁当箱を頭の中に描いていた。特にそれをどうこうしようと思っていた訳ではなく、ただそう感じていただけですが。こんな事を書くとMさんに怒られるかな・・・、「ウチの家は弁当箱か!」って・・・。