もちろん僕のSAABの事ではありません。
SAABはJAFレッカーなんてもう慣れたもの。
ま、ベテランですね。
今回は家内のOPEL。
夕方に家内が娘と出かけた先で
OPELのエンジンの調子がおかしくなったと
僕の携帯に家内から連絡が。
仕事中でしたが、
事務所で仕事をしているW(m)さんに
「ちょっと家内のクルマの調子が悪いみたいなので、
行って来ます。」と伝え、
SAABで現場へ急行。
OPELのエンジンはかかる事はかかるが、
アイドリングがかなり不安定・・・。
エンジンチェックの警告灯も点灯している。
走行できなくもないが、
交差点のど真ん中で止まってしまうのも困るので
JAFを呼んだ。
一応、家内もJAFの家族会員に入っているけれど、
家内は、「電話するのは嫌!」と言うので
僕がJAFを呼ぶ。
多分運んでもらう事になると伝えて。
JAFのオペレータからJAF隊員が到着する予定時間を聞く。
まだかなり時間がかかりそうだ。
3人でずっと待ってるのも何なので、
「よかったらオレのSAAB運転して帰る?」
と、家内に尋ねると、
「え~、これ(=SAAB)途中で止まらない?」
と、家内。
「止まらないと思うけど。」
「たぶん。」
「絶対とは言えないけど・・・。」
「多分大丈夫。」
結局、娘を連れて家内は
僕のSAABを運転して帰る事になった。
「エンジン掛ける時はエアコンを消して掛けてね。」
僕のSAABはそれなりに運転するための
いくつかのコツのようなものが存在する。
ヴォ~ン!!とSAABのエンジンが掛かる。
ドロドロドロ・・・と
野太いエキゾースト音を響かせてSAABが動き出す。
夕暮れ時にテールランプが点いた僕のSAABが
ゆっくりと走り去るのを後ろから見送る。
その後ろ姿を見ながら
「やっぱりSAABはカッコいい!!」と感慨にふける。(←バカ)
SAABはいつも運転しているけれど
思いの外、その走る姿を自分の目で見る事は本当に少ない。
JAFが到着し、
OPELの症状を確認し、
レッカーで運んでもらう事になった。
現場は幸いにも、
いつも面倒を見てもらっている
千秋自動車整備工場さんの割と近く。
千秋自動車さんの営業時間は過ぎているけれど
前もって電話をしておいたので
社長さんが代車を用意して待っていてくれました。
ありがとうございます。
とりあえずOPELを預けて
代車で事務所に戻りました。
症状は、
何年か前にあったスロットルバルブの故障と似ている。
いや、アイドリングの不安定さは今回の方がひどい。
スロットルバルブか?
部品高いんだよなぁ・・・。
後日、千秋自動車さんから連絡が入る。
どうやらイグニッションコイルが悪いみたい。
イグニッションコイルって
エンジンに点火するスパークプラグを
スパークさせるためのもの。
当然、各気筒にひとつずつある。
家内のOPELは4気筒。
その内のひとつがダメみたいなんだけど
部品としては4気筒分一緒になっているらしい。
そんなぁ・・・、
部品台高くなるじゃないですか。
以前のスロットルバルブ交換の時もそうだったけれど、
どうして部品がセットになっているのだろうか?
バラバラで出荷してくれてもいいじゃないかとも思う。
その方が余分な、まだ使える部品まで交換しなくて済むし。
まあ、イグニションコイルのように
高圧の電流を流す負荷の大きくかかる部品は、
ひとつがダメになれば、
他も同じような状態になっているとも言えるので
交換時と言えば交換時なんですけどね・・・。
しかしあらためて考えると、
家内のOPELも
もう10年10万キロ以上のクルマです。
普段、20年20万キロ以上のSAABを運転しているので
家内のOPELなんてまだまだ新車同然、
みたいな気持ちでいました。(笑)
OPELもそろそろ手がかかり始めてくる頃でしょうかね。
まだまだ乗りますけど。