今日は「豊田の家」の基礎の配筋検査を行ってきました。
基礎屋さんは何度も僕の現場を担当されている慣れた基礎屋さんなのでそれ程指摘する箇所はありません。補強の指摘をさせていただいた箇所もありましたが、図面に表し切れていなかった部分で、その場で補強していただきました。
また、日本住宅保証検査機構(JIO)による住宅瑕疵担保保険の現場配筋検査も受けました。
先日の「天神塚の家」の現場検査の時も女性の検査員の方でしたが、今回も女性の方でした。そう言えば確認検査機関の審査窓口や審査員も女性の方が割と多いですよね。どうせならやっぱり女性の方がいいな(笑)。
検査はもちろん何の指摘もなく合格(適合)でした。
事務所に戻るとプレカット工場から「豊田の家」の最終のプレカット加工図がメールで届いていたのでそれをチェックしましたが、今回の担当者の方(前回の「天神塚の家」のプレカット担当者も同じ方)はかなり細かな詳細図まで描いてくれます。
普通プレカット図って平面的な伏図がメインで、壁面を表す軸組み図まで描かない事も多いけれど、この担当者は軸組み図はもちろん各部の納まりの詳しい詳細図まで描いてくれます。もちろん僕と加工の納まりなんかを打合せをした事の確認のためなんでしょうけど、ここまで描いてくれる担当者も珍しい。
担当者でも職人さんでもそうですが、良い仕事をしてくれるとやっぱりうれしいものだし、良い物を作ろうという目的というかモチベーションを共有できる。
現場に関わる人間がそういったモチベーションで仕事をしてくれるとやはり出来上がるものも違うものになるし、そういったモチベーションを持って仕事に取り組んでもらえるように進めるのも工事監理者(設計士)の仕事だと思う。
明日はクライアントのYさんご夫婦と、岐阜県東白川村のプレカット工場まで材料検査に行って来ます。