今日は丸一日、建築士法による管理建築士講習を受けてきました。
設計事務所には必ず管理建築士という人が存在し、一級建築士事務所なら一級建築士の資格を持つ管理建築士が、二級建築士事務所なら二級建築士の資格を持つ管理建築士が専任(つまり掛け持ちはダメよって事)で必要です。
僕の事務所はというと当然僕がその管理建築士にあたる訳で、5年ごとの事務所の登録更新の際にも管理建築士講習というものを受けていますが、今回受けたのはそれとは別の管理建築士講習で、建築士法の改正に伴って管理建築士になろうとする、建築士として3年以上の実務経験を持つ建築士を対象に必ず受けなくてはいけない講習であり、この講習を受けなければ管理建築士にはなれないという訳です。
また新たに管理建築士になろうとする建築士だけではなく、既に管理建築士である建築士も期限内(今年の11月27日)にこの講習を受けなければ管理建築士としての資格が失効して、事実上設計事務所の廃業となってしまいます。(あ~恐ろしい・・・)
受講する何週間も前に申し込まなければいけないのでなかなか予定が立てられずズルズルと受けないままでいたのだけれど、さすがにもうそろそろ受けておかないといけないなと思い、また4月に入ってしまうと「平子山の家」の基礎工事が始まってしまうので工事工程との調整がつきにくいという事で、3月中に何とか受講しようと申し込んだんですけど、日程が合わずに今回はわざわざ岡崎市の講習会場まで行って受講してきました・・・。
ようやくこの管理建築士講習を受講してやっと一安心・・・(無事設計事務所を続けられます)。いや、講習の最後にマークシートテストもあったので、もし不合格ならもう一度受講しなくてはいけません・・・。(まっ、大丈夫だろうけど・・・)
ただ、他にも、一級建築士の定期講習(3年ごと)という新たに創設された講習もあり、これも本年度中に受けなくてはいけません・・・。本年度末は僕の事務所の5年ごとの更新年度にあたるので(もう独立して丸15年という事か・・・)、事務所登録更新の管理建築士講習もまた受けなくてはいけません・・・。
なんだか今年は似たような講習ばっか受けなくてはいけないようです。
設計事務所って設計だけでなくて、本当にいろいろとやらなければいけない事がたくさんあるんですよね。まぁとても大切な事ではありますけど。