誰の期待に応えるかという問題

先日のブログで匠の仕事を断ったと書いたところ、

クライアントの方や職人さんから

「そうですよねぇ。なんとなく青木さんのスタイルとは違いますもんねぇ。」

というお言葉と同時に

「でも青木さんがテレビに出ている姿も見たい気もします・・・。」

というお言葉もいただきました。

「断った」なんて書くと少々偉そうな印象を受けるかもしれませんが、正確に言うと「辞退した」という言葉の方が正しいです。

辞退したという理由は、あくまでも僕の能力が番組が期待する事に対して不足していると思うから。

バラエティ番組として製作する側が望んでいるような仕事を僕ができるとは僕自身が思えないというのが理由かな。

いやもう一つ理由があった。

僕の事を信じてオファーをくれた目の前のクライアントの仕事に精一杯取り組みたいから。それを疎かにしたくはないというのが一番大きな理由かな。