昨夜久しぶりに家でDVDを観ました。
観たのは前から観たかった「INCEPTION」です。レオナルド・ディカプリオ主演で渡辺謙も出ているやつです。詳しいストーリーは控えますが、夢と現実を行ったり来たりするような映画で「MATRIX」の世界観によく似ている。
僕はこういった建築的な映画というのは好きですね。そしてよくできている映画だと思いますし、内容も面白かったと思います。少なくともDVDを観るとすぐ寝てしまう僕が睡魔に襲われなかったから(笑)。
ストーリーの発想自体は誰しも一度は考えた事があるようなものだと思いますが、それをキチンと(そして尚且つ精密に)組み立てて、ディテールを詰めてつくり上げていく事でストーリに厚みが出て、その映画で表現したい世界観が非常によく表れています(それがいわゆる建築的な映画という意味です)。
そしてとにかくよく出来ている映画だと思います。CGはもちろん駆使しているけれどそれが全然じゃまにならないし、3D上映がない所も個人的に好感が持てる。そんな3D技術に走らなくてもこの映画は、本当にきちんとつくっている気がします。(正直言ってあの大きな眼鏡をかけて観る3D映画は苦痛以外の何物でもないと僕は個人的に感じます)