僕はこのところずっと疑問に思っている事がある。
それは、麺の固さについてである。何の麺かって?そりゃもちろんラーメンの麺の固さの事である。近頃はラーメンの麺の茹で方は固めが流行りみたいだ。「バリカタ」だとか「ハリガネ」だとか。もちろん固めの麺が好きな人はそれはそれで構わないと思うし、そういった固めに茹でてあるラーメン屋さんも別に構わない。でも、今まで普通の固さで茹でていたラーメン屋までなんだか麺の茹で方が固めになっていると思うのは僕だけだろうか?最初は「あれ?」と感じる程度だったが、いろいろなラーメン屋でラーメンを食べる度に(まあそんなに食べてませんけどね・・・)その疑問は確信へと変わった。
確実に世の中のラーメンの麺は固くなっている!
でも僕は普通の、というか、ちょうどいい茹で加減が一番好きなのである。ゆっくり食べる人なら固めの茹で加減でも食べている間に麺がのびる事なく食べられるので良いのかもしれないけれど、僕は比較的食べるのが早い方なので、やっぱり茹で加減はちょうどいい感じが良いのである。物事には「ちょうどイイ具合」というものが存在するのであるし、今まではそうであったはずだ。
いつの間にか、僕たちのうかがい知る事のない密室で、「これからはラーメンの麺の茹で方は固くします。」って事がどこかの誰かによって決められたみたいだが、僕らはこれに対してキチンと机を叩いて抗議しなくてはならない。
「ラーメンの麺の茹で方は普通でも良い。」と。