ここのところ「W杯、時々仕事の話題」のブログです・・・(苦笑)。
現在工事中の「舟津の家」は、いよいよ階段工事に棟梁の山田さんが取り掛かりました。
階段の部材は僕の階段詳細図と現場での打ち合わせを元にプレカット加工したものを現場に搬入し、寸法の微調整などをしながら組み上げていきます。
写真はちょうど踊り場の部分です。木工用ボンドが写っていますが、もちろん木工用ボンドだけで止める訳ではありません。一応、念のために言っておきますけど・・・。
山田さんとも階段の細かい部分の納まりの打合せもさせていただきましたが、山田さんは「なんだか緊張します・・・。上(=2階を担当する大工の長尾さん)からもプレッシャー掛けてくるし・・・。」とおっしゃっていましたが、あとはすべて山田さんにお任せするだけです。(←逆にプレッシャー?(笑)
僕はキッチン前とか洗面前の壁なんかに、いわゆるパネルモノではなく、モザイクタイルを貼る事が多いんですけど、僕がよく採用する細かいモザイクタイルが最近廃番となってしまいました。
代替え品のタイルを現在選定中なんですが、どうして僕が気に入った物ってどんどん無くなっていってしまうんだろう・・・(苦笑)。
タイルの種類なんてそりゃ膨大な種類がありますけど、正直言って僕が使えると思えるタイルってほんのごく僅かしかありません。それなのに、どうして僕が使っているタイルが廃番になって、「いったいこんなタイルどこに使うんだ?」っていうタイルが残るんでしょうか?
それはタイルの他にも照明器具などの他のものにも当てはまりますが、僕は正直言って、あんなにたくさんのバリエーションなんか無くてもいいから、流行的ではない不易的なものはずっと長くラインナップしておいてほしい!と、切に願う。
僕は飽きの来ないシンプルなものが好みなので、そういったものをただ選んでいるだけなのですが、そんな僕はあくまでマイノリティ(社会的少数派)でしかないのでしょうか?それとも僕が社会の流れに背いてる?
実は恐ろしい事に、これは建築の世界だけにとどまらない。僕が気に入ったものや店なんかはことごとく社会から消えていく運命にある。
お気に入りのカフェだって経営的に成り立たないのかしばらくすると店をたたんでしまうし、近所にあったお気に入りのラーメン屋だって撤退してしまうし、SAABだってとうとう経営破たんしてしまったし・・・。おまけにW杯の予想は全く当たらないし・・・(←これは違うって?)。