先日のブログで
書いたサカナクションのアルクアラウンドですが、i-podでずっと聴いています。
今までサカナクションというバンドはラジオで聴き覚えのある程度の認識しかありませんでしたが、このPVを観てからガラリとその認識が変わりました。
そのメロディと詞と映像がとてもうまくシンクロしていて、楽曲の世界観にどっぷりとはまる事が出来る素晴らしい出来ですね、このPVは。もちろん楽曲も素晴らしいと思う。文学的な詞の内容とPV画面で流れてくるバラバラの文字の流れとそのスピード感がすべて同調している。PVのアイデアも素晴らしいがそれを最初のアイデアだけではなく、非常に完成度高くそれをまとめている事に驚きを隠せない。テクノを取り入れたサウンドだけれども、どことなくアナログ的なものを感じさせるし、画面で流れる文字も非常にアナログ的だ。そして最後にまた曲がループしているところも詞の世界観を表現して非常に良い。
で、テクノサウンドと言えばやっぱりYMO。
若い人たちは知ってるんでしょうか、YMOって。もちろん名前くらいは聞いた事があるかもしれませんけど・・・。念のため、YMOってイエロー・マジック・オーケストラの略です。僕が中学生の時に世界的な活躍をしてテクノ・サウンドを世界中に広めました。そして日本にはもみ上げを無くすテクノ・カットも流行らせましたね(笑)。僕が中学生の頃(30年前)は校則で男子は坊主頭にしなくちゃいけなかったんですけど、坊主頭でもやってましたよみんな、テクノ・カット(笑)。
しかしものすごいメンバーですよね。よくこんなメンバーが揃いましたよね。坂本龍一に細野晴臣、高橋幸宏ですよ・・・。それまでテレビで流れてくるような音楽しか知らなかった僕にとって、YMOはカルチャー・ショックでしたね。本当によく聴きました。当時はアナログ・レコードからカセット・テープに録音して聴いてましたよ。もちろんスネークマンショーも(笑)。
しかし、あらためて言う事じゃないですけど、本当に素晴らしい才能です。このRYDEENもとても30年前の楽曲とは思えない。