今日は既に雨で3回も延期していた春日井の「
岩成台の家」の植栽工事をようやく行いました(4度目の正直)。
前回は今週の火曜日に延期を決めたのですが、延期した木曜日(今日の事)のず~っと晴れマークだった天気予報がその日の夜には傘マークになり、ホント、ヒヤヒヤしました^^;でもなんとか天気も持ち、本日植栽工事を完了しました!!(花木造園さん、ありがとうございます。)
家の完成時にも木などの植栽は入れていますが、今回は花を中心と言う事で暖かくなってきたこの季節になりました。写真の砂の部分も芝生を入れました。もう少ししたら植えてある広葉樹の葉も出てきて、芝生も青々し、きれいでしょうね。そして、庭を楽しむリビングが完成します^^。
花木さんが作業されている間、クライアントのHさん(奥さん)とお話しさせていただいたのですが、Hさんは
「ホームページの(先日更新した)写真のコメント見ました!自分たちが出した要望なんかを見てあらためて、自分たちの要望が全部叶っているんだなぁ、と実感しました。家づくりにおいてはよくいろいろな事を諦めていかなくてはいけないと聞くのですが、我が家は全然そういう風でもなく・・・。」と。
ありがとうございます^^。
でも実は、クライアントが出した要望をホームページに書くにあたって、あらためてクライアントが計画当初に書いたヒアリングシートを僕もあらためて読み返したんですけど、ほとんどの要望が実現している事に自分でもびっくりしました。
と言うのも、ある程度計画が進んだ時点では既にその要望はクライアントの要望と言うよりも、その家にとって必要なものとなっており、あくまで自然にそこに存在しているからです。だから僕自身、クライアントの要望であったという事さえ遠い記憶の彼方に・・・(笑)。
「でも、私たちの家ばかりじゃなく、他の家の事も読むととても興味深いですし、とてもよく分かります。」とHさん。
そうですね。家は最終的な形でしかありませんけど、その最終的な形にたどり着くまでには必ず理由があり、過程があるのです。僕が好き勝手に考えたものでは決してありません。だってクライアントの家なんですから。
でも、クライアントの要望をなぞらえる事だけが僕の仕事ではありません。その先の仕事である事が必要だと僕は思うし、そういった仕事の先にこそクライアントの真の笑顔に出会う事が出来る、と僕は思う。