昨日は「岩成台の家」の建具調整など、ちょっとした手直し工事に立ち会ってきました。
冬場の暖房などで室内の空気が乾燥し木製建具に反りが出たため、2か所ほどの建具の調整をしてもらいました。建具(引き戸)はスムースに動くようになり、クライアントのHさん(ご主人)からも、「
バッチリです。」と。そして
、「動きが重かった時も、職人が手作りでつくったものを取り付けているので、こういうものだよね。家は電化製品なんかとは違うので、建具なんかで全く調整が必要ないのも味気がないと思っていました。使って(住んで)いくほどに手をかけたりして味が出てくる家というのは、普通の品物とは異なり素晴らしいものですね。」と^^。
その通りですね。僕は何でもそうだと思うのですが、こちら側の都合だけを一方的に押し付けて物や人と付き合うのではなく、いろいろなものを受け入れながらそれなりに付き合っていく事(良い意味で言っていますよ、これ)は大切な事ではないかと。そこには相手(物や人)の事を思いやる想像力が必要だし、それが結果として長く付き合える事となると思うから。これは僕がSaabから学んだ事の中のひとつの真理^^;。