青木様
昨日、今日と寒い中、いろいろとありがとうございました。
本日、最後となる第43回監理報告書を拝受し、少なくとも青木さんが43回も現場に足を運んで頂いたという事実の重さを感じると共に、その誠実なお仕事ぶりに感謝いたします。
(6ヶ月間で43回。週1回以上ですものね)
「自分の仕事をつくる」の中にあった「こんなもんでいい」というスタイルに対峙する青木さんの姿勢に常に共感していました。
思えば、青木さんに初めてお会いしてから2年半くらいが経ったでしょうか。
こちらものんびり構えていたのですが、気が付けば今日の引渡しの日を迎えてしまったような気持ちです。
それまでに、青木さんといろいろと打ち合わせをさせてもらいましたが、青木さんへの信頼の中で、心穏やかに家作りを行うことが出来ました。
今朝、引渡しに向かう車中で、奥さんと「なんだか、結婚式に行くみたいだね(笑)」と話をしました。
本当に晴れがましい気持ちでした。
今日は、半日ほど滞在しましたが、玄関から入るとすぐに白のイメージが目に入り、引き戸をくぐると、打って変わって、リビングのナラ材、木製建具、ウッドデッキ、塀までにいたる暖かみのある木の色に風景が一転する世界観というのは、本当に素晴らしいと感じます。
これから、住めば住むほど、青木さんの(押し付けではない)思いを感じることが出来ると思うとワクワクします。
青木さんの仰るとおり、完成したばかりの家は赤ん坊のようですね。設計士さんの宿命とはいえ、産みの親としては一抹の寂しさもあるのでは、と邪推します。
いつでも結構ですので、気軽にお立ち寄りください。もちろん大歓迎です。
また、家具の入った家を1月に見て頂くのも楽しみです。
末筆になりましたが、青木さん、青木さんのご家族、事務所の方々のご健康、ご多幸をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、引き続きよろしくお願いいたします。
追伸1
この2年間ですっかり、真心ブラザーズ、斉藤和義のファンになってしまいました・・・。
(今まで聞いたこともなかったのに)
ちなみに私の今年ナンバー1の映画は「イントゥ・ザ・ワイルド」でした・・・。
追伸2
高垣組さんがかもし出す素朴な味わいは心温まるものでした。青木さんに大根を持っていくなど最高です(笑)。
(監督の)丸尾さん、(棟梁の)阿南さんにはお世話になりました。現場で職人さんが体を動かして働いている姿を見るのが私の週末の楽しみでした。
H
「岩成台の家」のクライアントのHさんより、引き渡しの夜にいただいたメールです(T_T)。
こちらこそ大変お世話になりました。
Hさんの厚い信頼のおかげで、とても良い流れで仕事を進める事が出来ました。ありがとうございます。
現場監理の回数の多い少ないというのは実はそれほど大した問題ではありません。もっとずっと多い回数の時もありますし、もっと少なくて済む時もあります。大切なのは「その現場に必要な時に必要なだけ現場に足を運ぶ事」だと思っています。
そうですかぁ・・・、真心ブラザーズと斉藤和義が気に入ってしまったのですかぁ・・・。(笑)
でも二組とも良いアーティストですよね。
また遊びに寄らせてもらいます。