今朝の台風18号通過の影響は皆さんいかがでしたでしょうか?
僕の住む岩倉市の辺りでは雨、風ともそれほど大きな被害はなかった印象でしたが、電車などの交通機関には大きく影響が出たようですね・・・。
我が家は今朝起きたら家の電気が付かず、「あれ、停電か?そんなに大した風じゃなかった感じだけどなあ・・・。」と思いながら外を見ると街灯やら向かいのマンションやらの電気は付いている。玄関を開けてマンションの共用階段を見ても電気は付いている。どうやら停電しているのはウチだけらしい・・・。
とりあえず、分電盤をチェックすると、「漏電ブレーカー」が落ちていた。
分電盤には中部電力の大元のブレーカーと各回路ごとの小さなブレーカーが並んでおり、もうひとつこの漏電ブレーカーというものがあります。
建物引き渡しの時にはいつもクライアントの方に説明するのですが、家のどこかで漏電しているとこの漏電ブレーカーが落ちます。この漏電ブレーカーが落ちると全部の電気が使えなくなり困ってしまうので、漏電している回路がどこかを調べる必要があります。
調べ方は簡単です。
まず、すべての小さなブレーカーを落とし(切る訳ですね)、そして漏電ブレーカーをONに戻します。
その後、小さなブレーカーをひとつずつONにしていきます。すると何番目かのブレーカーをONにした時に漏電ブレーカーが落ちます。そのONにしたブレーカー(回路)が漏電している状態となりますので、そのブレーカーはOFFにしておきます。
再び漏電ブレーカーをONに戻し、残りのブレーカーも一つ一つチェックしていきます。
とりあえず漏電している回路のブレーカーをOFFにしておけば他の回路は使用できます。
あとは中部電力などに連絡して漏電している箇所を特定し、復旧してもらう必要があります。
ただ、漏電というのはコンセントなどが水に濡れて漏電していたり、電化製品が濡れて漏電していたりする場合がほとんどなので、とりあえず漏電していたブレーカーの回路のコンセントを抜いたりして、漏電している機器を探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
「こんな台風の時に漏電なんて、厄介だなあ・・・。中部電力もすぐ来てくれないよぉ。」と思いながら、「台風?・・・、そうだ、外だ!」(←落ち着いて考えれば当たり前なんですが・・・)と思い、バルコニーにある給湯器を見ると、電源コンセントの部分が横殴りだった雨の影響で少し濡れている。
バルコニーで庇はあるとはいえコンセントは防水型ではなかった。
「なんで防水コンセントじゃないんだ!」と思いながら給湯器のコンセントを抜いて、ブレーカーをONに戻すと、漏電ブレーカーは落ちないままでした。やっぱりこの給湯器のコンセントでした、漏電個所は。
ブレーカーを安全のためOFFにしてコンセント部分の水を拭き取り、コンセントを差し込んでブレーカーもONに戻しましたが、漏電ブレーカーは落ちなくなりましたので、どうやら漏電は納まった感じ。長い事このマンションに住んでいますが、こんな事ははじめてでした。
朝からやれやれ・・・でした。